冠婚葬祭の必需品「パールネックレス」
普段使いのジュエリーとしても人気のあるアイテムですが、何を基準にして選べばいいかわからない方も多いはず。
東京真珠では真珠の大卸ならではの豊富な経験と知識を持ったスタッフが、真珠の見方や価格の違い、選び方など丁寧にお伝えします。
「売る」ためではなく、お客様にも正しい知識を持っていただき、お客様と「一緒に選ぶ」ことが東京真珠の基本的なスタンスです。
ここでは、真珠を選ぶときのポイントをご紹介します。
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形
真円 ( ラウンド ) に近いものほど評価が高くなります。
大きく分けるとラウンド→セミラウンド→オフラウンド→バロックの順で評価されます。
ただしバロックは真珠層が厚いために変形が多く、形以外の品質が高いものがあります。 -
巻き
巻きとは真珠層の厚さのことです。真珠は核と呼ばれる丸く加工した貝殻を貝に入れて養殖します。その核の周りに幾重にも積み重なったものが真珠層であり、真珠の耐久性や色、テリ ( 輝き ) に関係しています。
巻きの厚い珠ほど耐久性に優れ、真珠層が規則正しく均一に積み重なっているとテリが良くなります。 -
キズ
シワやえくぼ ( へこみ )、突起など、真珠表面の平滑さを損なうものをキズと言います。
貝が自然の中で作るものなので無キズの珠はないと考えて良いでしょう。着用時には目立たないキズが多いため、ご自身が手に取って見たときに納得できるものを選ぶことが重要です。また、キズがあるからと言って、キズが広がることや耐久性に影響を及ぼすことはありません。 -
テリ
テリとは真珠が反射する光の質 ( 輝き ) のことです。
テリの良い珠は、反射が明るく金属的なシャープな輝きを放ちます。
真珠層の光透過性が高く、大きく薄いアルゴナイトの板状結晶が規則正しく均一に積み重なっている場合、テリが良くなります。
真珠本来のテリとは、深みのある柔らかな光沢です。最近は巻きの薄い珠でもテリを良く見せるため、徹底して表面研磨されることがあります。単にテリが良いだけで耐久性のない珠もあるため、深いテリがある珠であるか見極めが大切です。 -
色
真珠の色は貝自体の持つ色味である実体色と光の作用によって見える干渉色があります。
実体色・・・一つ一つの貝が持つ真珠表面の色。ホワイトからホワイトピンク、黄色味のある色まで様々です。
干渉色・・・光の反射・屈折・干渉の作用が影響し真珠に現れる色。特に光の干渉作用は、シャボン玉が綺麗な虹色に見えるのと同じ現象です。真珠層の生成が良好な場合に干渉色が強くなり、色の深みが増します。 -
大きさ
直径 2 ~ 10mmが主なサイズです。サイズが大きい核は貝が吐き出す確率も高くなるため、9mm以上は産出量が少なくなり、10mm以上はとても希少となります。
8.0mm 以上が大珠と呼ばれ価値が上がります。ネックレスの場合、連相という評価が加わります。
ネックレスを構成する真珠の品質が整っているものは、連相が良いと評価されます。色・テリ・サイズが整うことで美しいネックレスになります。
連相の良い美しいネックレスを組むためには、数多くの真珠を持っていることが重要です。組残りといいネックレスに組めなかった珠が残ることを嫌う業者もいる中、東京真珠では可能な限り美しいネックレスを目指し、連組をおこなっているので、その連相の美しさは業界内でも定評があります。
0.4mm以上という見解もありますが、必ずしも上質であるとは限りません。
虹色がかった輝き ( 干渉色 ) が強いもの、立体的な色の奥行きがあるもの
上記の中で色、大きさはお好みによる部分もあると思います。形やキズについてはご自身が近くで見たときにどの程度まで気になるかが判断基準になります。
最も重視すべき点はテリで、東京真珠では深みのあるシャープな輝きの真珠をおすすめしております。
パールネックレス累計販売数 20,000 本以上
東京真珠ではジュエリー業界大手の真珠大卸という立場を活かし、これまでに真珠ネックレス累計 2 万本以上 ( 小売販売のみ ) を販売してきました。近年ではインバウンドのお客様にも好評を頂き、本国へのお土産としてパールネックレスを購入される方が多く見受けられます。
自社内でネックレス加工が可能
また、ネックレス加工の職人が社内にいることも弊社の強みの一つです。その場でネックレスのお仕立て方法や長さなどのご相談も可能です。
真珠のプロがお客様をサポート
東京真珠ショールームでは経験豊富なスタッフが、お客様の目線に立ち、様々な評価の真珠を見ながらお客様の目線で真珠についてお話をします。
お客様に合わせた最適なネックレスを選ぶサポートが出来るのは、大卸である東京真珠ならではのスタイルです。